火炎 の表紙
SF・ホラー・ファンタジー

火炎

ファンタシー

著者
オラフ ステープルドン、青野 丸香
ISBN
978-4-8150-2775-9
発売日
2021年7月31日
ページ数
80ページ
出版社
デザインエッグ

内容紹介

<いまだ第二次世界大戦の戦火の記憶も新しいイギリス。気分転換に湖畔地方を訪れたわが友人に、人類の行方に関わる不思議体験が襲っていた>

ロンドン大空襲のおり以来長らく会わなかった、昔から妙な予言癖のある旧友Cから手紙を受けとった。

「親愛なるトス、
現住所のせいで君は僕に悪い先入観をもつに決まっているが、どうか判断は読み終わるまで待ってくれたまえ。・・・

だから是非とも君には、この手紙を一刻も早く公開してほしい。もちろん可能性があるとすれば、それは創作、つまりフィクションとして出版社が採用するような場合のみだ・・・」

<高温に息を吹き返した太古の好熱生命体が、優れたテレパスであるCに語り掛け、人類との野心的な共同計画に向け取り持つよう協力要請したという>

***

SF界では未来史作品でよく知られる哲学者オラフ・ステープルドンによる謎の中編小説
The Flames: A Fantasy
初版(Secker and Warburg, London, 1947)の全訳

目次:
□紹介文
□手紙
□結び

著者紹介

Olaf Stapledon(オラフ・ステープルドン)
1886──1950、イギリスの哲学者、作家。空想未来史によりSFへの影響が大きい。著書に「倫理の現代論:倫理と心理の関係の研究(A Modern Theory of Ethics: A study of the Relations of Ethics and Psychology)」(1929)、「最後にして最初の人類:近未来および遠未来の物語(Last and First Men: A Story of the Near and Far Future)」(1930)、「ロンドンの最後の人類(Last Men in London)」(1932)、「おかしいジョン:戯れとも本心ともつかぬ物語(Odd John: A Story Between Jest and Earnest)」(1935)、「星造者(Star Maker)」(1937)、「哲学と生活(Philosophy and Living)」(1939)、「賢犬シリウス一代:愛と不和のファンタシー(Sirius: A Fantasy of Love and Discord)」(1944)など。

青野丸香
訳書にH・G・ウェルズ「キップス、素朴な魂の物語」、ジョゼフ・コンラッド「チャンス─前後二編からなる物語」。

目次

  1. 01 紹介文
  2. 02 手紙:親愛なるトス
  3. 03 手紙(つづき):この施設に入れられる二、三箇月前
  4. 04 手紙(つづき):突然、微小な白い炎が
  5. 05 手紙(つづき):じきに火炎はまた石炭の
  6. 06 手紙(つづき):もはや火は燃料不足に
  7. 07 手紙(つづき):ようやく丘陵へまた出かけたのは
  8. 08 手紙(つづき):あの日から僕はほとんど
  9. 09 手紙(つづき):というわけで、トスよ
  10. 10 結び
∞books-ムゲンブックス ― 紙の本が無料で出版できる時代

あなたのアイデアも、本にしてみませんか?