仏教学
ブッダの世界観
しあわせの境地に至るために
ISBN
978-4-8150-1753-8
発売日
2020年3月30日
ページ数
80ページ
出版社
デザインエッグ
内容紹介
人は誰でも、しあわせになりたいと思って生きているであろう。ところが、何を手に入れても、何を成し遂げても、真の意味でしあわせになったと満足することはむずかしい。現実問題として、ふとしたことで悩みを生じ、さまざまな苦が襲いかかってくるからである。
では、本当のしあわせに達することはできないのであろうか?
そんなことは無いと、しあわせの境地に達した人は言う。しかも、そのしあわせの境地には基本的には誰もが到達し得るものだと説かれるのである。その境地を、仏教用語でニルヴァーナと呼ぶ。
ただし、漫然と生きているだけではニルヴァーナに到達することはできない。その境地に至るためには、一なる道を歩み、覚らなければならないからである。
ここで次なる問題を生じるであろう。それは、どうすればその一なる道を見出すことができるかということである。そのために必要になるのが、あり得べき世界観を保有することである。
たとえば、「千万の生涯を経ないとしあわせの境地には到達できない」という世界観を持っている場合、現世でしあわせに達することは最初から諦めてしまうかも知れない。逆に、「比較的容易にしあわせの境地に達することができる」という世界観を保持している人は、希望ある人生を送るだろう。
もちろん、世界観とはこの世界に対する個人的な態度を決める根底のそれのことであり、本来各自がそれぞれに抱くものである。したがって、すべての人々が同じ世界観を抱くなどということはあり得ないことであるのは承知している。それでも、一定の世界観を保有しない限りニルヴァーナに到達し得ないこともまた事実なのである。
そこで、本書ではブッダの世界観を提示するものの、それは演習的に用いるべきことを提案するものである。しあわせの境地に至ることを求める人は、ブッダの世界観を知った上で自分自身の考えや思いに沿って自分自身の世界観を打ち立て、人生に役立てて欲しい。それがあり得べき世界観となったとき、しあわせの境地へと至る道が開けるであろうからである。
では、本当のしあわせに達することはできないのであろうか?
そんなことは無いと、しあわせの境地に達した人は言う。しかも、そのしあわせの境地には基本的には誰もが到達し得るものだと説かれるのである。その境地を、仏教用語でニルヴァーナと呼ぶ。
ただし、漫然と生きているだけではニルヴァーナに到達することはできない。その境地に至るためには、一なる道を歩み、覚らなければならないからである。
ここで次なる問題を生じるであろう。それは、どうすればその一なる道を見出すことができるかということである。そのために必要になるのが、あり得べき世界観を保有することである。
たとえば、「千万の生涯を経ないとしあわせの境地には到達できない」という世界観を持っている場合、現世でしあわせに達することは最初から諦めてしまうかも知れない。逆に、「比較的容易にしあわせの境地に達することができる」という世界観を保持している人は、希望ある人生を送るだろう。
もちろん、世界観とはこの世界に対する個人的な態度を決める根底のそれのことであり、本来各自がそれぞれに抱くものである。したがって、すべての人々が同じ世界観を抱くなどということはあり得ないことであるのは承知している。それでも、一定の世界観を保有しない限りニルヴァーナに到達し得ないこともまた事実なのである。
そこで、本書ではブッダの世界観を提示するものの、それは演習的に用いるべきことを提案するものである。しあわせの境地に至ることを求める人は、ブッダの世界観を知った上で自分自身の考えや思いに沿って自分自身の世界観を打ち立て、人生に役立てて欲しい。それがあり得べき世界観となったとき、しあわせの境地へと至る道が開けるであろうからである。
著者紹介
【SRKWブッダ】
1960年熊本県熊本市生まれ。男性。2001年12月、慧解脱して仏(ブッダ)となった。
1960年熊本県熊本市生まれ。男性。2001年12月、慧解脱して仏(ブッダ)となった。
目次
- 00 はじめに
- 01 世界観と世界像
- 02 世界観と世界像の関係
- 03 一般的な世界像の状況
- 04 この世とは何か
- 05 世界の根本の法則
- 06 世界像の再構築の意義
- 07 近視眼的な世界像
- 08 達観した世界像
- 09 必要となる世界像
- 10 ブッダが世界観を語る意義
- 11 過去のブッダ達の世界観
- 12 人生の目的
- 13 聖求
- 14 苦
- 15 超越的存在
- 16 老いと死の超克
- 17 言葉
- 18 功徳
- 19 信仰と帰依
- 20 古典的輪廻説
- 21 輪廻説の取り下げ
- 22 寂滅論の提起
- 23 法界
- 24 諸界
- 25 諸界の現代的な解釈
- 26 功徳は現世でのみ積まれる
- 27 解脱の瞬間
- 28 善知識の所在
- 29 覚りの因縁
- 30 遍歴修行
- 31 観(=止観)
- 32 覚りの素質
- 33 戒律
- 34 修行者の妻帯
- 35 不飲酒(禁酒)
- 36 道中の不安
- 37 三毒(貪嗔痴)
- 38 解脱知見
- 39 修行の未完成
- 40 自利と利他
- 41 使命感
- 42 魔境
- 43 善悪の軛
- 44 仏罰
- 45 加護
- 46 一なる道
- 47 サンガ
- 48 徳行
- 49 談論
- 50 省察
- 51 明知
- 52 業(カルマ)
- 53 異熟の否定
- 54 仏縁
- 55 真言(マントラ:咒)
- 56 仏相
- 57 説法と仏国土
- 58 対機
- 59 SRKWブッダの弟子
- 60 教説の変遷
- 61 布教
- 62 梵天勧請
- 63 辟支佛
- 64 阿羅漢果
- 65 離欲
- 66 神秘体験
- 67 情け(なさけ)
- 68 場と道
- 69 覚りに適した時期
- 70 現在
- 71 人生観
- 72 死生観
- 73 尊厳
- 74 中学生の読者に向けて
- 75 あとがきに代えて
∞books-ムゲンブックス ― 紙の本が無料で出版できる時代