文学・評論/古典/日本の古典/古代・中世文学/百人一首
都道府県・動物・植物・恋の種類で関連づけして百人一首を覚える
ISBN
978-4-8150-2503-8
発売日
2021年2月22日
ページ数
80ページ
出版社
デザインエッグ
内容紹介
小学生向けの百人一首を覚えやすくする本です。小学生は自分の元々ある知識に引っかけながら百人一首を覚えます。好きな歌、恋の歌、リズムのいい歌などです。その中でも都道府県に分けるとすっと覚えてしまいます。全国の小学生は4年生で都道府県を暗記するからです。そこでまずは都道府県別に覚えます。次に動植物、女性の順で覚えていくと90%以上覚えられてしまいます。
著者紹介
肥沼章彦 早稲田大学大学院教育学研究科博士後期課程単位満了退学 小学校教諭 専門は教育心理学 国語・算数を重視した学級経営を展開 元日本学校教育相談学会広報委員
目次
- 01 まえがき
- 02 歌の紹介方法
- 03 都道府県ランキング1位(14首)京都府
- 04 8わが庵は 都のたつみ しかぞすむ 世をうぢ山と 人はいふなり (京都府京都市宇治市)
- 05 12 あまつ風 雲のかよひ路 吹きとぢ 乙女のすがた しばしとゞ(京都府京都市)
- 06 15 君がため 春の野に出て 若菜つむ わが衣手に 雪はふりつゝ(京都府)
- 07 26 小倉山 峰のもみぢば こころあらば 今ひとたびの みゆきまたなん(京都府京都市右京区)
- 08 27 みかのはら わきてながるゝ 泉河 いつ見きとてか こひしかるらむ (京都府木津川市)
- 09 35 人はいさ こころもしらず 故郷は はなぞむかしの かに匂ひける(京都府)
- 10 46 由良のとを 渡る舟人 かぢをたえ 行へもしらぬ 恋のみちかな(京都府)
- 11 49 みかきもり 衛士のたく火の 夜はもえ 昼は消えつゝ 物をこそおもへ (京都府京都市)
- 12 55 滝の音は 絶えて久しく なりぬれど 名こそながれて なをきこえけれ (京都府京都市右京区)
- 13 60 大江山 いくのゝ道の とをければ まだふみもみず 天のはしだて (京都市福知山市宮津市)
- 14 64 朝ぼらけ 宇治のかはぎり たえだえに あらはれわたる 瀬々の網代木(京都府宇治市)
- 15 68 心にも あらでこのよに ながらへば こひしかるべき よはの月かな(京都府京都市)
- 16 98 風そよぐ ならの小川の 夕暮は みそぎぞ夏の しるしなりける(京都府北区)
- 17 都道府県ランキング2位(10首)奈良県
- 18 2 春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山(奈良県橿原市)
- 19 7 天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に いでし月かも(奈良県奈良市)(中国)
- 20 17 ちはやぶる 神代もきかず 龍田川 からくれなゐに 水くゞるとは(奈良県生駒市)
- 21 24 このたびは ぬさもとりあへず 手向山 紅葉のにしき かみのまにまに(奈良県)
- 22 31 あさぼらけ 有明の月と みるまでに よしのの里に ふれるしら雪(奈良県吉野郡吉野町)
- 23 61 いにしへの ならの都の 八重桜 けふ九重に にほひぬるかな(奈良県奈良市)
- 24 66 もろともに 哀れと思へ 山桜 花よりほかに 知る人もなし(奈良県吉野郡)
- 25 69 あらし吹く 三室の山の もみぢばゝ 龍田の川の にしきなりけり(奈良県生駒郡・生駒市)
- 26 74 うかりける 人をはつせの 山をろし風 はげしかれとは 祈らぬものを(奈良県桜井市)
- 27 都道府県ランキング3位(6首)滋賀県
- 28 10 これやこの 行くも帰るも 別れては しるもしらぬも 相坂の関(滋賀県大津市)
- 29 25 名にしおはゞ 相坂山の さねかづら 人にしられで くるよしも(滋賀県大津市)
- 30 33 ひさかたの ひかりのどけき 春の日に しづ心なく 花のちるらむ(滋賀県大津市)
- 31 51 かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしもしらじな もゆる思ひを(滋賀県米原市)
- 32 62 よをこめて 鳥の空音は はかるとも よにあふさかの 関はゆるさじ(滋賀県大津市)
- 33 95 おほけなく 浮世の民に おほふかな わがたつそまに すみぞめの袖(滋賀県大津市)
- 34 都道府県ランキング4位(5首)大阪府
- 35 18 住の江の 岸による波 よるさへや 夢の通ひ路 人目よくらむ(大阪府大阪市住之江区)
- 36 19 難波潟 みじかきあしの ふしのまも あはでこの世を 過ぐしてよとや(大阪府大阪市住之江区)
- 37 20 わびぬれば 今はた同じ 難波なる 身をつくしても あはむとぞ思ふ(大阪府大阪市)
- 38 72 音にきく たかしの浜の あだ波は かけじや袖の ぬれもこそすれ(大阪市高石市)
- 39 88 難波江の あしのかりねの ひとよゆへ 身をつくしてや 恋わたるべき(大阪府大阪市)
- 40 都道府県ランキング5位(4首)兵庫県
- 41 34 誰をかも しる人にせむ 高砂の 松もむかしの ともならなくに(兵庫県高砂市)
- 42 58 ありま山 いなの篠原 風吹けば いでそよ人を わすれやはする(兵庫県神戸市北区・伊丹市)
- 43 78 淡路嶋 かよふ千鳥の なく声に 幾夜ね覚ぬ すまの関守(兵庫県淡路市・神戸市須磨区)
- 44 97 こぬ人を まつほの浦の 夕なぎに やくやもしほの 身もこがれつゝ(兵庫県淡路市)
- 45 都道府県ランキング5位(4首)宮城県
- 46 1 秋の田の かりほの庵の とまをあらみ わがころもでは 露にぬれつゝ(宮城県)
- 47 42 ちぎりきな かたみに袖を しぼりつゝ 末の松山 なみこさじとは(宮城県多賀城市)
- 48 90 見せばやな をじまのあまの 袖だにも ぬれにぞぬれし 色はかはらず(宮城県宮城市松島町)
- 49 92 我袖は しほひに見えぬ おきの石の 人こそしらね かはくまもなし(宮城県多賀城市)
- 50 都道府県ランキング7位(3首)福島県
- 51 14 みちのくの しのぶもぢずり 誰ゆへに みだれそめにし 我ならなくに(福島県福島市)
- 52 71 夕されば 門田の稲葉 をとづれて あしのまろやに 秋風ぞふく(福島県)
- 53 73 高砂の 尾上の桜 さきにけり とやまの霞 たゝずもあらなん(福島県)
- 54 都道府県ランキング8位(2首)島根県
- 55 11 わたのはら 八十嶋かけて こぎ出ぬと 人には告げよ あまのつりぶね(島根隠岐郡)
- 56 99 人もおし 人も恨めし あぢきなく よをおもふゆへに 物思ふ身は(島根県)
- 57 都道府県ランキング9位(1首)茨城県・静岡県・新潟県・和歌山県・鳥取県・香川県
- 58 13 つくばねの 峰より落つる みなの川 こひぞつもりて 淵となりぬる(茨城県つくば市)
- 59 4 田子の浦に うち出てみれば 白妙の ふじのたかねに 雪はふりつゝ(静岡県富士宮市)
- 60 100 百敷や ふるき軒端の しのぶにも なをあまりある 昔なりけり(新潟県佐渡島市)
- 61 16 立ちわかれ いなばの山の 嶺におふる まつとし聞かば 今かへりこむ(鳥取県鳥取市)
- 62 77 瀬をはやみ 岩にせかるゝ 滝川の われてもすゑに あはむとぞおもふ(香川県)
- 63 動植物で関連付けする百人一首(14首)
- 64 3 足引きの 山鳥の尾の しだりおの ながながし夜を ひとりかもねん(山鳥)
- 65 5 おくやまに 紅葉ふみわけ 鳴く鹿の 声きく時ぞ 秋は悲しき(かささぎ)
- 66 6 かさゝぎの わたせる橋に 置く霜の 白きを見れば 夜ぞふけにける(かささぎ)
- 67 9 花の色は うつりにけりな いたづらに わが身よにふる ながめせしまに(花=桜)
- 68 22 吹くからに 秋の草木の しほるれば むべ山風を あらしと云らむ(草木)
- 69 29 心あてに をらばやおらむ 初霜の をきまどはせる しらぎくの花(菊)
- 70 32 山川に 風のかけたる しがらみは ながれもあへぬ 紅葉なりけり(もみじ)
- 71 37 白露に 風のふきしく 秋のゝは つらぬきとめぬ 玉ぞちりける(草薬の露)
- 72 75 ちぎりをきし させもが露を 命にて あはれことしの 秋もいぬめり(さしも草)
- 73 81 ほととぎす なきつるかたを ながむれば たゞありあけの 月ぞのこれる(ほととぎす)
- 74 83 世の中よ 道こそなけれ おもひ入る やまのおくにも 鹿ぞなくなる(鹿)
- 75 87 村雨の 露もまだひぬ まきのはに 霧たちのぼる あきのゆふぐれ(まき)
- 76 91 きりぎりす なくや霜夜の さむしろに 衣かたしき ひとりかもねん(きりぎりす)
- 77 96 花さそふ あらしの庭の 雪ならで ふり行くものは 我身なりけり(花=桜)
- 78 女性歌人で関連づけする百人一首(10首)
- 79 89 玉の緒よ 絶なば絶ね ながらへば 忍ぶることの よはりもぞする(恋心)
- 80 38 忘らるゝ 身をば思はず ちかひてし 人のいのちの おしくもあるかな(疎遠)
- 81 65 恨みわび ほさぬ袖だに あるものを 恋にくちなん 名こそおしけれ(涙)
- 82 53 なげきつゝ ひとりぬるよの 明くるまは いかに久しき ものとかはしる(一人寝)
- 83 59 やすらはで ねなましものを さよふけて かたぶくまでの 月を見しかな(一人寝)
- 84 54 わすれじの 行末迄は かたければ けふをかぎりの 命ともがな(良愛)
- 85 56 あらざらむ このよのほかの 思ひ出に 今ひとたびの あふこともがな(良愛)
- 86 80 長からむ 心もしらず くろかみの みだれてけさは 物をこそ思へ(良愛)
- 87 57 めぐりあひて 見しやそれとも 分かぬまに 雲がくれにし 夜半の月かな(懐かしさ)
- 88 67 春の夜の 夢ばかりなる 手枕に かひなくたゝむ 名こそ惜しけれ(お断り)
- 89 恋で関連づけする歌(15首)
- 90 21 今来むと 言ひしばかりに 長月の 有明の月を 待ちいでつるかな(坊主の一人寝)
- 91 85 よもすがら 物思ふころは 明けやらぬ ねやのひまさへ つれなかりけり(坊主の一人寝)
- 92 82 思ひわび さてもいのちは ある物を うきにたへぬは なみだなりけり(涙)
- 93 86 なげけとて 月やは物を 思はする かこちがほなる わがなみだかな(涙)
- 94 44 あふことの たえてしなくは 中々に 人をも身をも うらみざらまし(片思い)
- 95 48 風をいたみ 岩うつ波の をのれのみ くだけてものを おもふころかな(片思い)
- 96 39 浅茅生の をのゝしのはら 忍ぶれど あまりてなどか 人のこひしき(恋心)
- 97 40 しのぶれど 色に出にけり わが恋は 物や思ふと 人の問ふまで(恋心)
- 98 41 恋すてふ 我名はまだき 立ちにけり 人しれずこそ 思ひ初めしか(恋心)
- 99 30 有明の つれなくみえし 別れより 暁ばかり うきものはなし(疎遠)
- 100 43 あひ見ての 後の心に くらぶれば むかしは物を 思はざりけり(良愛)
- 101 50 君がため おしからざりし 命さへ ながくもがなと おもひぬる哉(良愛)
- 102 52 明けぬれば くるゝものとは しりながら なをうらめしき あさぼらけかな(良愛)
- 103 63 今はたゞ おもひ絶なん とばかりを 人づてならで いふよしもがな(別れ)
- 104 45 哀れとも いふべき人は おもほえで みのいたづらに なりぬべき哉(嘆き)
- 105 84 ながらへば またこのごろや しのばれん うしと見しよぞ いまは恋しき(恋しい)
- 106 その他の歌(7首)
- 107 23 月みれば 千々に物こそ 悲しけれ わが身ひとつの 秋にはあらねど(秋)
- 108 70 さびしさに 宿を立出て 詠むれば いづくもおなじ あきのゆふぐれ(坊主・秋)
- 109 79 秋風に たなびく雲の たえまより もれいづる月の かげのさやけさ(秋)
- 110 36 夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを 雲のいづくに 月やどるらむ(夏)
- 111 28 山里は 冬ぞさびしさ まさりける 人めもくさも かれぬとおもへば(冬)
- 112 93 世の中は つねにもがもな なぎさこぐ あまのをぶねの 綱手かなしも(両親は有名)
- 113 76 和田の原 こぎ出てみれば ひさかたの くもゐにまがふ 奥津白波(自然の雄大さ)
- 114 あとがき
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