水族館 の表紙
日本文学

水族館

著者
牧野節子、原知恵子
ISBN
978-4-8150-2873-2
発売日
2021年8月30日
ページ数
80ページ
出版社
デザインエッグ

内容紹介

どこかできいた声、だ。暗がりに沈んでいる、顔。販売機の灯りがぼうっと照らす、赤茶けた髪。とうもろこしは、髪をさわっと揺らし、かかとをふみつぶしたスニーカーをひっかけるような感じで、音もたてずに歩き出した。また、「行ってしまう」のだ。ひとは、いつだって、行ってしまう。だいたいは、行ってしまっても惜しくないひとばかりだけど、時々、ごくまれに、「いてほしい」ひとがいる……。

不毛の恋に疲弊している39歳の葉子は、不思議な出逢いをする。それは時折からだが透けて見える、インディーズバンドの男の子だった…。作家・牧野節子の原点である恋愛小説。宮尾登美子氏絶賛、渡辺淳一氏称賛の「女流新人賞」受賞作。

著者紹介

牧野節子(まきの せつこ)
東京都生まれ。日本大学藝術学部放送学科卒業。
1989年に「桐下駄」で毎日新聞社主催《小さな童話》大賞を、92年に本作「水族館」で中央公論社主催の「女流新人賞」を受賞。主な著書に『極悪飛童』(文溪堂)『星にねがいを』(偕成社)『キラメキ☆ライブハウス』『あぶないエレベーター』(岩崎書店)『乗り合いUFO』(大日本図書)「生きる力を育てる絵本」シリーズ(学習研究社)『空色バレリーナ』「夢見るアイドル」シリーズ(角川学芸出版)『童話を書こう!完全版』『子や孫に贈る童話100』(青弓社)『お笑い一番星』(くもん出版)『サイコーのあいつとロックレボリューション』(国土社)『りとるめるへん』(デザインエッグ社)などがある。
白百合女子大学、共立女子短期大学、駒澤大学、武蔵野大学、日本大学で講師を務めたあと、現在、NHK文化センター(青山教室・横浜教室)、毎日文化センターで講師を務めている。日本児童文学者協会会員、日本文藝家協会会員。blog「牧野節子の部屋」。YouTube「牧野節子のYouTube部屋」。

目次

  1. 01 1
  2. 02 2
  3. 03 あとがき
  4. 04 著者略歴
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