怒涛の中から の表紙
日本文学

怒涛の中から

ー台風の季節にー

著者
照井千尋
ISBN
978-4-8150-0553-5
発売日
2018年6月5日
ページ数
80ページ
出版社
デザインエッグ

内容紹介

     まえがき

 昭和29年9月26日。小樽の多感な水産高生二人が台風15号(国際名、マリー)接近中に、函館と青森を結ぶ津軽海峡の定期航路であった青函連絡船に客として乗った。
 台風は、日本海をゆっくり北上し渡島半島に接近し、急速に発達した台風15号は函館湾を直撃し、巻き込まれ座礁転覆し乗客乗員1,200人以上が死亡行方不明、生存者わずか160名程と言われる。
 世界の海難史に残る大惨事から奇跡的に助かり数少ない生存者として、運命と悪夢に翻弄されながらも生きて行く一人の少年の50数年間を描いた物語である。この作品は創作であり、実話ではありません。

書くに当たり、被害者、遺族様に哀悼の意を表します、合唱    
                                                    著者より

著者紹介

  著者 プロフィール

・1937年4月2日。樺太大泊生、札幌市藤野育。
・元海上保安官(海上保安学校普通科1期生)。
・勤務地、乗船名。小樽本部、函館、室蘭他。巡視船りしり、みおちどり、宗谷、港内艇他、陸上勤務。
・1970年10月。家庭の事情により辞職。函館で飲食店経営。高橋病院内「青柳」食堂経営。市内宝来町で「炉端焼 里緒」(リオ)他経営。
・1975年5月。函館文学学校創立に参加、事務局長(運営委員)。現校長 安東璋二(教育大名誉教授、函館)、講師(函館、作家)対馬俊明、鷲谷峰雄(詩人)他 、1985年辞任。
2008年10月。火災により、一時コロラド州の娘家族の許に避難、2009年3月帰国、再建断念引退。
・趣味。投げ釣り、囲碁、書き物、海外旅行。
・1993年8月。小説「海象」(かいしょう=海の気象)函館、㈱会社 玄洋社より出版。
・1997年8月。随筆集「竿をかついた旅烏」「北海道のつり」の本に掲載稿を修正し函館、㈱長門出版社より出版。
・2015年9月。長編随想「コロラドの青い空の下で」ー孫をたずねて10,000キロー 東京、㈱文芸社より。
 電子書籍に全掲載中(検索。本、照井千尋)。

目次

  1. 01 まえがき
  2. 02 1、夢の中の少女
  3. 03 2、女剣士
  4. 04 3、受験の下見に
  5. 05 4、大時化のため遅れて出港
  6. 06 5、怒涛の中で
  7. 07 6、遺骨を抱いて小樽に
  8. 08 7、外航の甲板員に
  9. 09 8、戦争の残虐性を語る先輩
  10. 10 9、小樽でタグボートの船長に
  11. 11 10、花見を早々に
  12. 12 11、美絵子の急死退職
  13. 13 12、焼とり『とり松』で修業
  14. 14 13、焼とり店『とりヨシ』を開店
  15. 15 14、老元海上保安官
  16. 16 15、ミクシで商船時代の同僚と出会う
  17. 17 16、マウイ島カフルイへ
  18. 18 17、日本のご夫人がホテルに
  19. 19 18、別れの夜に
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