体験、精神の安定と吃音矯正法 の表紙
J-POP

体験、精神の安定と吃音矯正法

-洋司君の学園日記の中から-

著者
黒田 保司
ISBN
978-4-8150-2414-7
発売日
2021年1月28日
ページ数
80ページ
出版社
デザインエッグ

内容紹介

熊本県の小さな離島の、半農半漁の村に生まれた洋司は、小学校へ入学する前から、吃音というハンディキヤップを背負った少年である。洋司は中学校を卒業後、単身、九州本土の水俣市の高校へ入学する事になる。
 一軒目の下宿先は、洋司の父の従兄弟で、洋司が入学した高校の先生の家である、その家には先生の他に、一年先輩の同じ高校の先生の長男と、次女のまさみちゃん、三女のみずえちゃんと、先生の奥さんが住んでいる。
 その下宿先での、まさみちゃんとの葛藤が洋司を悩ませる、そして下宿を移る事になる。二軒目の下宿先は、水俣駅の近くで、この頃から社会問題化が始まろうとしていた、水俣病の原因企業だと追及して、会社の正門前に座り込む人などがいる場所からも近い所で、吉田さんという人の家である、ここは吉田さんの奥さんがやっている、セミプロ的な下宿屋さんである。吉田さんの家で、吃音というハンディキヤップを背負った少年の、他人の中での完全な一人暮らしの始まりである。多分、会社からの廃液が原因だと言う患者とその家族、その支援者の人達、漁業に従事している人々、又、原因企業だと言われている会社の人達の事などを、少年の目で見て、どちらが正しいとかどちらが悪いとかを抜きにして、見たままを述べています。そして吃音を克服してからの、三軒目の下宿先である川島のおばちゃんの家での出来事、修学旅行の事、入社予定の会社での実習終了の後、銀座の喫茶店アシベで、松尾和子の歌を聞いた時の喜びと感動、そして三軒目の下宿先で、洋司の身の回りの面倒を見てくれた富ちゃんとの思い出を綴った物語です。この中から、吃音という苦しみに向かい合いながら克服した過程と、そして最後の章で、数十年の時を経て水俣病認定の、審査の状況を順を追って書いています。

著者紹介

著者 略歴

氏名   黒田 保司

生年月日 昭和十八年十一月九日 生まれ

職業   機械設計業

略歴   昭和三十七年三月熊本県立水俣工業高校卒業
     東京神田神保町の会社に就職、
     会社退職後 昭和四十八年に機械設計会社を
     経営し現在に至る。
     機械関係の発明や考案あり。

目次

  1. 01 一、入学
  2. 02 二、夏休みの後で
  3. 03 三、転居
  4. 04 四、文通と代筆
  5. 05 五、会社と組合と漁民
  6. 06 六、変身
  7. 07 七、快活
  8. 08 八、アルバイト
  9. 09 九、三人の後輩たちと
  10. 10 十、三保の松原と銀座のアシベ
  11. 11 十一、誕生日は会費制で
  12. 12 十二、卒業、そして故郷へ
  13. 13 十三、青春の息吹のなかで
  14. 14 体験一、精神の安定と吃音矯正法
  15. 15 体験二、毎日簡単に出来る腹式呼吸法
  16. 16 別添一、ああ水俣、想いは今も、前編
  17. 17 別添二、ああ水俣、想いは今も、後編
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