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その他の美容・ダイエット

どんなダイエットも 短期的には効果があるからだまされるな

科学論文から長期的

著者
山下 陽平
ISBN
978-4-8150-1838-2
発売日
2020年5月4日
ページ数
80ページ
出版社
デザインエッグ

内容紹介

ダイエットにおいて、〇〇だけ行えば良いなどの方法ははっきり言ってほとんど意味がありません。
もちろん超短期的にみれば体重や体脂肪が減少することがあっても、ほとんどの場合がリバウンドし、ダイエット前の体重よりも増加した体重で維持されます。
ダイエットは成果は個体差が大きいだけでなく、様々な要因が複雑に絡み合うため、1つのことに着目したダイエット方法は手軽で簡単に行えるため注目されやすいですが、そう言った方法でダイエットが成功する人はほとんどいません。
ほとんどの場合、短期間の効果しかありません。
究極のことを言えば、短期間の効果で良いのなら方法は運動でも、食事でもなんでも良いので気にすればどんな方法ですら効果がでます。
だからどんな方法でも短期間は効果があるから、私のようなダイエットを研究しているものからすれば意味がない(必ずリバウンドをするから)方法であっても効果期間は保証していないので、ウソを言っている訳ではなくなってしまいます。
さらに悲しいことに一時的にはダイエットに成功し、その後、効果がなくなりリバウンドをしてたとしても、
多くの人はその方法を疑うことはなく、運動をサボってしまった自分、食事を守れなかった自分を責め、ダイエット方法が間違っているということには一切疑わないのです。
運動をサボってもいいんです。食事が守れなくてもいいんです。運動をサボることはヒト本来の機能として働くもので、体重減少後や運動後に食べてしまうこともヒト本来の生理機能です。

ここでは、ダイエットを研究している研究者として、科学的に信頼度が高い文献の紹介と解説を行います。
世の中には企業から資金を提供してもらい、企業の商品が良いとされるように結果を書く論文も存在します。
キチンと理解をすることでこれまでの方法がいかに曖昧なものであったのか、自分が行ってきたことは意志の弱さではなく、ヒトの生理機能なのだということをわかっていただくために、解説します。
また、参照した論文のタイトルも紹介しますので、私個人の意見を言っているのではなく、科学的に認められていて、多くの人が推奨している方法とは信頼度が違う点が最大の強みだといえます。
科学的な真実に興味がある方はよろしくお願いします。

著者紹介

これまで大学でダイエットに関する調査や講義を行い、数多くの方が肥満(ダイエット)に対して興味や関心をもってくることがわかった。
多くの学生とやり取りするなかで女性だけでなく、男性においてもダイエットに対し、興味を持っていることがわかった。また、若者だけでなく、高齢者に至ってもダイエットに対して非常に関心があることがわかり調査を始めた。
調査を行うと、いかにダイエット業界には根拠が少ないものが多いことがわかった。
まず多くが非常に短期の介入調査であり、測定機器に至っても不明なものが多いことがわかった。体脂肪率の測定には多くの調査で電気抵抗を用いた体重計が使用されていたが、それらの危機は誤差が 8 % 程度存在し、正確な危機ではないことがわかっている。
また、対象者の数が少ない、測定前後に規定食(例えば測定前に食べてものと同じものを食べること)の設定をせずに自由に食事させていること、体重のばらつきが多いことなどがあげられる。
厳密な測定を行うのであれば、前後 3 日間は同一食を摂取しないと代謝量が変化する。
どんな人でも良い結果になるように測定前には食事量を減少させるので厳密な測定とは言えないだろう。
また、介入期間が短期であり、その後の体重を調査していないことも多くの調査の問題点だった。
実際にダイエットに関する研究について調査を行うと、どんなダイエット方法でもごく短期間でなら効果があることがわかった。しかし長期的にはほぼすべてのダイエットが効果がないどころか、ダイエット開始前の体重よりも増加した体重で維持される(リバウンド)ことがわかった。
確かに短期的には体重が減少しているので嘘ではないのだろうが、
ダイエットに挑戦している人にとってはリバウンドするかどうかは非常に重要であると思われるため執筆を行った。

目次

  1. 01 はじめに 
  2. 02 どんなダイエット方法も短期的には効果がある
  3. 03 有酸素運動はほとんど意味がない
  4. 04 さらに残念な有酸素運動
  5. 05 ヒトは運動をさぼってしまう
  6. 06 1984 年からカロリーは気にしなくて良いことがわかっていた
  7. 07 脳への報酬が高いものほど肥満になる
  8. 08 カロリーよりも食事の回数のほうが大切
  9. 09 痩せるための生活習慣 10カ条
  10. 10 参照文献
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